絶版になってるので、こないだ図書館で借りて読んだ。
悪質な事故を起こすドライバーは累犯が多いとか遵法精神が希薄とか、事故を起こすべくして起こしてるのに、法律はドライバーの過失、つまり「うっかり事故しちゃった」という前提で作られてるってことに、寒気を覚える。
本の中でも例えられてたと思うけど、包丁を振り回して人ごみに突進して殺したら「通り魔、殺人」で、飲酒運転で人を殺したら「過失、殺意なし」ってのは、やっぱ釣り合わんわ。
自動車は包丁より簡単に多くの人を殺せてしまう道具で、まさに「キチガイに刃物」という日常に包囲されて暮らしてるんよな、現代って。おとろしい。
飲酒運転して幼児3人を死なせた福岡の事件で、懲役20年の実刑判決が出た。「殺人に比べて刑が重過ぎ」と評した人もおったらしいが、身内がそんな殺され方をしても「殺人じゃなくて過失、仕方ない」と意見を貫けるんだろか。
